【タイ】線路上の市場で知られるタイ国鉄(SRT)メークロン線(中部サムットサコン市バーンレム駅―中部サムットソンクラーム市メークロン駅、33・6キロ)が1年近くに及ぶ改修工事を終え、1日、運行を再開した。
線路の劣化が激しく、脱線事故が多発したため、昨年5月13日から全線を閉鎖し、枕木を木製からプレストレストコンクリート製に切り替えるなどの改修工事を行った。当初は昨年11月に運行を再開する予定だったが、工事が大幅に遅れた。
メークロン線のメークロン駅は線路上に市場が広がる。市場の露店は列車が近づくと手早く撤収し、通過後に店を広げる。